仕掛けは“相棒”。タコ漁は道具から始まる

こんばんは。
能登島のタコ漁師平山です🐙

今朝はちょっと風が強め。
海の表情がいつもよりピリッとしてて、気が引き締まりました。

さて今日は、いつも使っている“仕掛け”について、ちょっとだけ話してみようかと思います。

🪤 タコを獲るって、意外と繊細

タコ漁って、「つぼ」や「カゴ」を海に沈めておいて、
しばらくしてから引き上げる、というシンプルな漁なんですが、
実はこの道具、かなり奥が深いんです。

素材や大きさ、重さ、入り口の角度まで、ちょっとした違いで獲れ方が変わる。
だから毎年、自分で少しずつ改良したり、海の変化に合わせて微調整したりしています。

ある意味、“相棒”みたいな存在かもしれません。

🐙 タコにとって魅力的な「家」をつくる

面白いのは、タコって気に入らないつぼには入らないんですよ。
「今日は機嫌悪いのか?」って思うこともあるくらい(笑)

だから、いかに“タコが入りたくなる家”を用意するかがポイント。
これはもう、経験と勘と、ちょっとのロマンです。

🍶 今日の一品は「タコの炙り」

炙ったタコに、ちょっとだけ塩とレモン。
シンプルだけど、香ばしさがたまらない。
海帰りの一杯にはこれが合うんです。

📝 さいごに

漁って、魚を獲るだけじゃなくて、
海や生き物と、そして自分自身と向き合う時間でもあります。

次回は「夏のタコ」について、ちょっと話してみようかな。

一杯のタコに、いっぱいの想いを込めて🐙